年賀状の起源について・・・

今、パームスでは年賀状の印刷がピークです。そう言えば年賀状の起源って知ってますか?

 日本の年賀状の起源は、古代日本の風習にさかのぼります。もともと、年の始めには人々が直接家族や友人の家を訪れて新年の挨拶を交わす習慣がありました。これは「年始回り」と呼ばれ、新年の祝福を伝える伝統的な方法でした。

 しかし、明治時代に入ると、郵便制度の導入と共に、この習慣が徐々に変化しました。1873年(明治6年)には、日本郵便が年賀状の配達を始めたことが、現代の年賀状文化の始まりとされています。これにより、遠方の親族や知人にも手軽に新年の挨拶を送ることが可能になりました。

 年賀状は、新年の挨拶とともに、受け取った人にその年の幸運を願う意味も込められています。伝統的には、縁起の良い絵柄や詩文が書かれ、特にその年の干支(十二支)にちなんだデザインが人気です。また、年賀状は受け取った年の元日に配達されるように計画されており、この特別な配達は多くの人々にとって新年の楽しみの一つとなっています。

 このように、年賀状は日本の文化や社会の変遷を反映した独特の年中行事として発展してきました。

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